商品名のあだ名苦痛に? 山口・光高爆発事件の生徒

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/local/hikari_high_school/?1118830122(Y!ニュース
いじめとかセクハラって「相手がどう受け止めるか」が問題になるから本当に難しい問題だと思います。実際極端な話だけど私がこういう文章を書いていることによってもしかしたら自殺したくなるほどショックを受けてしまう人もいるかもしれないし、本当に腹が立って殺したいと思ってしまう人もいるかもしれません。というかいないなんて言い切れないと思うのです。
だからってじゃあどうすればいいのかというと、特に解決法があるわけではなく個人の受け止め方の問題だからどうしようもないということになるでしょう。だけど私はそれを解決することを目的とするのではなく、「言葉」というものがどれだけ難し、く恐ろしい物であるかと自覚することが大切なのだと思うのです。
恐らくあだ名をつけて呼んでいた生徒たちはこんな事になるなんて1ミリも考えていなかったでしょう。確かに彼らは軽い気持ちで、決していじめということはなかったかもしれません(逆に本当にいじめていたのかもしれないけれど)。だけど本当に言葉の恐ろしさを知ってしまった彼らはこれからどうやって生きていくのでしょうか?恐らく言葉というものの重さを実感し、ある種のトラウマのようなものを持って生きていくことになるでしょう。
こんな事件が起きないように、今こうやって「言葉」を発する場が持てているからこそ、この恐ろしいものをどうやって扱っていくか試行錯誤していかなければならないと思います。
そんなことを考えさせられる事件です。