サユリ１号 村上かつら

サユリ1号 v.1 (ビッグコミックス)

ついこの間の飲み会で友達の男が酔っ払って白状したのですが、
「オレさー彼女ずっといなかったとき頭の中で理想の彼女いたよ」
とつぶやいたのです。まさにこの漫画の主人公とまったく同じで本当にそんなことするひといたんかい！とかちょっと軽く引いたのですが（ごめんなさい）その後にオレも、私もという人がちらほら出てきてもしかして結構そういう人多いのかなと思いました。そこらへんどうなんでしょうか？
とりあえずこの話は置いておくとして、もしもその「脳内彼女」が現実に現れたら、という話です。「サユリ」の恐ろしさ、というか男女の恐ろしさにただただ圧倒されます。激しく描いているわけではないけど、ぞっとする瞬間がいくつかあります。
そして注目すべきなのは、「脳内彼女」と「現実」とを主人公がどう受け止めるかということです。私としてはこの漫画のエンディングすごい大好きです。