季節も変わりもうすっかり冬ですね。
この日記は夏から時が止まっていたわけですが。
もう本当に自己中心的に満足的に進行していきたいと思います。
都会に出て行くということは、絶対にめずらしいことじゃないし、自分だけに特別に起こったことでもないのですが、それでも自分だけ大変なんだと思おうとしてしまいがちです。
都会に出てきてうじゃうじゃとした人の森の中を歩いていると、最初のうちはわくわくしました。途中からはものすごく寂しくて、あー自分も木の枝のひとつなんだなあって、自分は何にも特別なものなんかじゃなくて、うじゃうじゃの中のいちうじゃうじゃなんだなあって、そんなこと田舎では考えもしなかったなあなんて、なんとなく落ち込んでいたのですが、
最近になって人の流れに身を任せているのが気持ちよくなるような日もあるのです。特別じゃなくて、何者でもあらなくていい(綿矢りさみたいだ)のが良い。ただのヒト科メスになれる気がして、、そんなこと考えてて家に帰ったらポストの中に大量の知らない人たちからの広告の手紙が入ってたりとか。そんなこんなで都会もいいなあなんて思ってたりとか。
全部自分が特別に感じているように思ってしまいがちだけど、今までたくさんのひとたちがきっと考えてきたこと何だろうなあって思ったらなんだかラクになりました。
でも、実家に帰ったとき本当に時間の流れるのがゆっくりでなんだか泣きそうになったなあ。ありがちだ、ありがちだからこそいいんです。